本当にロングキャストできるのか①

ヨーヅリに「アオリーQロングキャスト」というエギがあるのをご存じでしょうか。

ロングキャストなどと銘打つくらいですから、きっと遠くまでよく飛ぶエギという事なんでしょうが。

はたしてどのくらいロングキャストできるのか。

これは気になりますよね。

エギは飛べば釣れるというわけでもないのですが。

しかし飛ばないよりは飛んだ方が、そりゃ何かと都合の良い事もあるわけです。

それに、こちら焼津あたりでは石津浜でサーフエギングを楽しむ方もいらっしゃいますし。

石津浜のサーフエギングでは、やっぱり遠くまで飛んでほしいと思う方も多いでしょうし。

これはきっと興味を持たれる方が多いだろうと思います。

そこで、このエギが本当に良く飛ぶエギなのか、実際に投げて試してみる事にしました。

用意したエギは、写真上から「元祖アオリーQ」表記ウエイト19g(実測20.05g)

真ん中のエギが重心移動式の「ez-Qマグキャスト」表記ウエイト19g(実測18.89g)

そして写真下が新登場「アオリーQロングキャスト」表記ウエイト22g(実測22.25g)

サイズはすべて同じ3.5号ですが、その重さには意外と大きな開きがありました。

最軽量のマグキャストと最重量のロングキャストでは3グラム以上もの差があります。

つまり「アオリーQロングキャスト」は、重いからそのぶん良く飛ぶという理屈なのか。

いや、どうもそれだけではないようですが、この件についてはまた後にあらためて。

ともあれ重量22グラム超えという事は、これはもう4号サイズに相当するウエイト。

なので用意したロッドも4号のエギがフルキャストできる物を持ち込みました。


■ロッド:テーパー&シェイプ・シーボクサー89ME

■リール:シマノ・セフィアCi4C3000HG

■ライン:ユニチカ・スーパーPEⅢX8-0.6号

場所は焼津港。

風は左斜め後方から緩やか~に吹いてます。

飛距離テストには絶好のコンディションです。


さていよいよ投げ比べですが、今夜は続きを書く時間がなくなってしまいました。

くわしい経緯はまた明日ご案内するとして、今日のところはまず結論から簡単に。

新発売の「アオリーQロングキャスト」は、少し重めのウエイト効果もあって良く飛びました。

背中の突起が垂直尾翼の役割をするそうで、飛行の安定が飛距離にも反映されました。

「ez-Qマグキャスト」の最長飛行距離は超えられませんでしたが、その差はごく僅かです。

重心移動システムに不安を感じている方には、きっと気に入ってもらえると思います。

ただし先にも書いたように、3.5号でありながら4号サイズに相当する重量とボディサイズ。

これをしっかり支えるロッドの使用を前提として考慮いただけますように。

20230404 ルアーショップ・マスオカ


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